100年企業創りレポート

藤間秋男の100年企業創りレポート vol.308 2024.1月号

2023.12.30 Sat

赤文字:藤間のコメント

黒太文字:引用

1.「誰にも負けない努力をする」 稲盛和夫

稲盛氏は経営者にとって一番大事なものは「誰にも負けない努力をする」ことだと若い経営者に説き続けた。
「企業経営をしていく中で一番大事なのは、誰にも負けない努力をすることです。また幸せな人生、素晴らしい人生を生きるためにも、毎日真剣に働くことが第一条件です。このことを除いて経営の成功も人生の成功もあり得ないと思います。一生懸命に働くことを忌み嫌い少しでも楽をしようと思うならば、企業経営はもちろんのこと、素晴らしい人生を得ることもできません」
「この自然界はすべて一生懸命に生きることが前提になっているからです。少しお金ができたり会社がうまくいくようになると楽をしようと考えるのは、我われ人間だけなのです。自然界に生きているすべての動植物は必死に、一生懸命に生きています。そういう現象を見ても毎日毎日をど真剣に一生懸命に働くということが人間にとっても最低限必要なことではないかと思うのです」

藤尾秀昭 「小さな幸福論」 致知出版社 2023年9月21日 より抜粋

 私も、いつも能力のない中で全力投球してきました。常に行動しながら色々な学びや気づき
の中でそれを実践してきました。失敗も多くありましたが、それが今の結果に繋がっていると
思います。
 「誰にも負けない努力」をしていると天が見ていて味方してくれますよ!

2.夢を実現するために大事な3つのこと ウォルト・ディズニーの名言から

ウォルト・ディズニー(1901~66)は、青年のとき、漫画が好きなだけの貧乏アニメーターでした。
アパートを借りるお金もないので、勤めていた映画スタジオの、ネズミがはいまわる倉庫に寝泊りしていたほどの貧しい生活を送っていました。
彼は、そんな苦しい生活状態の中でも夢を見て、行動しました。
彼は仲間と共にひとつのアニメ作品をつくりあげます。
『うさぎのオズワルド』
この作品は、見事に大ヒットします。しかし、若い彼はここで手痛い大失敗をおかします。
『うさぎのオズワルド』の著作権をとっていなかったために、映画の配給元に著作権を奪われてしまったのです。そのため、彼には報酬がまったく入ってこない、ということになったのです。
お金も、仲間も、会社も、将来の保証も、何もかも失った彼でしたが、夢だけは捨てませんでした。
彼は、自宅のガレージにこもり、苦しい生活のなかで自分と友だちになってくれたネズミが登場する
新しい作品を作ります。
そのネズミの名は、「ミッキーマウス」。
冒険心が旺盛で、つまずいても明るく立ち直るミッキ-マウスは、たちまち人々の心をとらえ、アメリカ中で人気者になりました。それを機にディズニーは、次々と自分の夢を実現させていきます。
ディズニーランドもそのひとつ。

ディズニーがあの手痛い挫折のなかで、夢をあきらめていれば、東京ディズニーランドも誕生しませんでした。
彼は言っています。
「夢を見ることができるなら、あなたはそれを実現できる。いつだって忘れないでほしい。何もかも一匹のネズミからはじまったということを・・・」
夢を見る。行動する。あきらめない。
この3つは、夢を実現するために不可欠な要素です。
私たちも自分の夢を実現できるはずです。

( 今日も良いことがあるように https://lucky.t-nakai.work/2018/11/25/story-2/ 2018年11月25日 より )

 私はウォルトディズニーの言葉「ディズニーランドは永遠に完成しない」という言葉が大好き
です。人間の学びや人生も同じで永遠に完成しないから、それは学び続けて人生を追求し続け
る必要があるのではないでしょうか。
 学びが人生もすべてわかった、終わったなんてことはないです。
 私の信条は「一生勉強、一生実践、臨終定年」で、学び実践し続けたいです。
 よく考えてみると、ミッキーマウスは「ネズミ」なんですよね。家や会社のどこかにネズミが
でてきたらどうしますか?少しイメージ商品を考えさせられます。

3.マクドナルド「ビッグマック」の世界価格 日本は?

「あの人に出会えて人生が変わった」という人が何人いるだろうか。
 私には5人の師がいる。
 重要なのは「その方の考え方は、自分の中に生き続ける」ということだ。
 何か経営の判断で迷ったときに、「あの人だったらどう答えるか」と考え、「こうした方がいい
のでは」と幻聴が聞こえるくらい想うことだ。
 人の人生は出会いで始まる。
 そもそも出会いの「数」が無ければ、出会いの「質」は生まれない。そういった場所に自分の身
を置かなければいけない。故一倉定先生は、社長室に閉じこもる社長のことをアナグマ社長と
呼んだ。故後藤昌幸先生は、社長室の壁のことを情報遮断版と呼んだ。社長室の中には何もな
い。新しい出会いも、新商品のネタも、新事業のネタも、お客様も存在しない。自分から出てい
かなければいけない。
 自分が先頭切って外に行かなければ、幹部も、若手も、外を知ることはない。幹部にも、若手
にもどんどん出会いの場を与えてほしい。

THE GOLD ONLINE https://gentosha-go.com/articles/-/54995 2023年10 月20日 より

 海外の方が給料が高い。海外にどんどん行くかと思っていたら、若者もあまり行かないよう
です。それは日本の安心、安全、おいしい、きれい、心のやさしさなどがあるからでしょう。
海外出張をして日本に帰ってくるとホッとする。本当に日本は良い国ですね。幸せですね。
 物価が安ければ、旅行客もどんどん来て、経済がおしあげることになると思います。フランス
やイタリアでは、観光客は自分の国の人口より多いそうです。受け入れ体制の問題もあるかもし
れませんが、もし1億2千万の観光客が日本に来たら!地方分散して、過疎も解決するかもしれ
ないですね!ただし日本人にとって給料が上がらず物価が高くなる!厳しいですね。