100年企業創りレポート
2023.03.31 Fri
赤文字:藤間のコメント
黒太文字:引用
(『日本講演新聞』2023年(令和5年)1月1日第2959号 発行:(株)宮崎中央新聞社 より)
日本人は昔から良いことがあると「運が良かった」と言い、その逆は「運が悪かった」と言う。時代劇を観ていると「天が味方した」とか「天に見放された」という言い方をよく耳にする。①「幸運」は、自分で努力して頑張れば手に入れることができるもの。たとえば、頑張って勉強した結果、資格試験や大学受験に合格したとか。努力が報われた人は幸運な人だ。
「強運」は、自分の努力にプラスして家族や仲間など、周りからの応援もあって夢を叶えたり、
苦難を乗り越えられるエネルギーだ。そのためには日頃から愛と絆の信頼関係が欠かせない。
「天運」は、天が味方したと思わざるを得ないような奇跡を起こしたり、国家的運勢を引き上げられたり、そんな人物が持ち合わせている。サッカーの国際大会で勝利すると国全体が歓喜に包まれるが、天運にはそんなエネルギーがある。②壮年期も終盤に差し掛かった昨今、「運とは『良い・悪い』で表現するものではなく、『貯める・使う』で表現するもの」という話を聞いて驚いた。
喜多川泰さんの小説『運転者』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)は、仕事につまずいて自信を無くしている主人公の修一が、「運が良くなる場所にお連れするのが私の仕事です」と話すタクシードライバーと出会い、運を好転させていく物語である。
人生には運を貯めるポイントカードがあり、良いことをすると運が貯まる仕組みになっているという。一般的にポイントカードというものはポイントが全部貯まらないと使えない。あと1ポイントで
いっぱいになるカードを持っていても、そこで人生を終えたら、もう使えない。しかし、人生のポ
イントカードは、それを誰かが引き継ぐことができる。③「運を貯めるために必要な経験」と苦笑しながら受け入れることだ。次の世代がその運を使って
れればそれに越したことはない。その物語はそう語り掛けてくる。大人は子どもに「夢を持て!」と言うが、子どもが夢に向かっていける未来を私たちは準備しているだろうか。不安や心配の種のほうを蒔いてはいないだろうか。
次の時代を生きる子どもたちが良い時代を生きていけるように、この国の先人たちは運を貯め、運を残してきた。それは間違いない。
少なくとも自分がこんな恵まれた環境の中で、こんな仕事をしていけるのは、親をはじめ、先祖が貯めてきた運を使っているとしか考えられない。いつの時代も大人がやるべきことはそれに尽きるのではないかと思う。
そうそう、言い忘れていた。その物語によると、運を貯める生き方の基本姿勢は、いつも上機嫌でいることだそうだ。
つらい時は「これは運を貯めるために必要な経験なんだ」と気を持ち直して、少し笑顔を作ってみよう!
運を貯めるには、常に上機嫌でいること。倫理法人会の「明朗・愛和・喜働」だと思います。つらい時は、運を貯めるために必要な経験なんだと気を持ち直して笑顔を作ってみましょう。倫理法人会に「苦難福門」があり、苦難がきたらチャンスと思って逃げないで喜んで対応して運を貯めていきましょう。
(サクセスなにわ 田中得夫のメルマガ「成功への道しるべ(620)2022年11月30日」より)
① 私は生きているというよりむしろ毎日次々起こる試練の解決のために生きているようなものでした。 一つ解決しても、さらに次々問題が起こってくるのです。しかし、ある日のこと、人生の秘密に気付いたのです。私は毎日感謝を実践するようになったのです。するとすべてが変わり始めたのです。 その結果、私の人生ががらりと変わりました。
私が、ありがとうございますと感謝すればするほど、いろいろな奇跡が起こるようになりました。 人生はまるで魔法がかかったようになったのです。感謝を実践したお陰で人間関係の煩わしさ、悩み、仕事や健康上の問題がなくなり、必要なお金が入ってくるようになり、良いことが次々起こるようになりました。
劇的に健康が回復しエネルギーが充足し気分が優れるようになったのです。これほど幸せを感じられるなんて思ってもいませんでした。今までで、一番の喜びと幸せを感じています。ありがとうと感謝することで私が変わり人生も魔法がかかったように変わったのです。
「感謝する」ということは、何かを「与える」ことです。「与えれば、与えられます」感謝し過ぎる ということはありません。あなたが、たくさん感謝すればするほど、魔法が起きるのです。魔法といっても、これは宇宙の法則です。
② これは前号の道しるべ 619 号で紹介しました稲盛和夫氏が、多くの方に是非伝えたいとされ私の生き方に相通じることです。
『ある時から、私は幸運も、どんな絶望的状況も ”ありがとうございます”と感謝の気持を持って受け入れるようにしました。そしてどんな状況にも良いことを思い、良いことを実行するようにしました。お陰で素晴らしい人生を送ることができました。』
◆どんな状況も感謝して受け入れることで道が拓け良いことが、次々起こるようになることをどちら示唆しています。ただ私達にとって、絶望的な状況も感謝して受け入れることと、いわれても簡単に出来ないかもしれません。
そんなときは感謝する思いは無くても機械的に「ありがとうございます」を反復することから始めのです。これなら誰でも出来ます。言葉は言霊です。
「アファーメーション」の力を利用するのです。反復し続けると次第に(感謝する)思いは後からついてきます。
どんなに絶望的な状況であっても、「ありがとうございます」を反復し続けると前向き積極的な思い、考えに変わっていきます。考え方が変われば、行動が変わり絶望的な状況を切り拓いていくことが出来ます。
「ありがとう」は、相手も自分も幸せになれる言葉です。私は、日常的に出くわす清掃の方やコンビニの店員さん、タクシーの運転手さんや駅のチケット窓口の方などに、常に感謝の気持ちを伝えるようにしています。日本中を、明るく楽しく元気に前向きにできる言葉だと思います。実行するのは簡単です。口癖にすればよいのです。一緒に実践し、幸せになりましょう。
(メルマガ ほぼ日刊ライスレポート【船井総研社員行動基準十則】07003 2022年12月21日より)
1.他人ができることは、自分にもできると考えよう
2.たえず強気、前向きに生きよう
3.決断せよ、実行せよ、行動的であれ
4.”やむを得ず”への挑戦を自らに課せ
5.仕事は与えられるものだけではない。取るものだ。あつかましく取れ
6.集中せよ、ねばれ。必ずものになるし、ケンカにも勝てる
7.人に好かれる人間になれ、そのために客観的であれ
8.ロマンとビジョンと大きな野心を持て
9.優先順位がわかり実行できる人間になれ
10.何よりも信用を大事にしよう。
船井総研創業者の船井幸雄さんの想いが強くこもったものです。
私は、十則の中で
1.他人ができることは、自分にもできると考えよう
3.決断せよ、実行せよ、行動的であれ
8.ロマンとビジョンと大きな野心を持て
が納得できる行動基準です。
2022年7月13日 WEBセミナー:江口克彦先生による「松下幸之助に学ぶ経営の神髄と実践」
(マネジメント協会東京江口会 主催レジメより)成功は運がよかったから。失敗は自分に力がなかったから。そう考えて経営をやってきた。
a 成功は運がよかったから⇒謙虚は、周囲からの応援を受ける。
b 成功は社員のおかげ、失敗は社長の責任。
責任は、「反省」によって自己成長につながる。
松下幸之助の考え方です。