100年企業創りレポート
2025.09.30 Tue

赤文字:藤間のコメント
黒太文字:引用
「会社を潰すのは社長であり、会社を大きくするのはナンバー2 である」
会社の命運は、トップである社長にかかっています。
しかし会社という組織が成長できるかどうかのカギを握っているのは、トップよりナンバー2
なのです。その理由は簡単です。
「目標」も「戦略」も、また「マネジメント」も、実際に社員を動かしてそれを模範となって実行し、
形にするのはナンバー2 であり、ナンバー2 の責務だからです。
また、それができる人のことをナンバー2 と呼ぶのです。
経営では、考えて決断するだけでなく、確実に達成し、間違いなく現実化し、しっかり定着さ
せなければならない。
だからこそ優秀なナンバー2 が必要なのであり、会社の成長・発展は、ナンバー2 にかかって
いるのです。企業の規模に関係なく、社長というのは会社の最高意思決定機関であり、最高経
営責任者(CEO)です。
そして、会社のナンバー2 は最高業務執行責任者(COO)なのです。
ナンバー2 とは、文字通り「二番目」という意味です。
と言っても、ナンバー1 より劣るとか、実力でかなわないという意味ではありません。
ナンバー2 のほうが実力的には明らかに上である。
世の中にはそんなケースはいくらでもあり、それでうまくいっている会社も多いのです。
西田 文郎 著『No.2 理論: 最も大切な成功法則』 現代書林 2012 年11 月13 日
西田文郎先生の言葉より。西田塾で学びました。大変尊敬している方の言葉で、ナンバー
2理論です。私は、ここでいうナンバー2は、各部門長のことも指していると考えています。
中小企業では各部門長がそれぞれいて、その人の活躍が重要で社長は決断をするので、そ
の各部門の長はナンバー2 だと思っています。営業部、工場、企画部、総務部などを束ね
るトップは社長のナンバー2 です。
また、今あるその事業承継という言葉も、社長の次の後継者を探す意味合いで使われてい
ますが、各部門のリーダーも自分の次の後継者を選ぶことが必要だと思います。皆さんは
各部の次のリーダーを養成してますか?養成できないとその部はなくなってしまいます。
社長を中心に各部門のリーダーが部門内を成長させて、会社全体が成長するのです。