明るく楽しく元気前向き情熱ありがとう通信

『運をつかむ』(秋元康)第3734号

2021.02.19 Fri

僕が仕事をしていて思うのは、企画当たるものは、その過程で、勝手に道をを開いていくんですよ。

「これは無理だろうな」

と思うようなものでも、何か、スッスッスッと行くものは運に呼ばれている。

反対にいろいろな障害があってなかなか前に進まない、あるいは、前に進んだと思ったら、
また何かでだめになるものというのは、運、つまりヒットに呼ばれていないんです。

トーマスエジソンは「成功とは99%の汗と1%の才能」と言ったそうですが、
僕は98%の運と1%の汗と1%の才能だと思います。

僕より才能のある人はいっぱいいますし、僕より努力してる人もいっぱいいるけど、たまたま僕がこう言う仕事を続けられているのは、
98%の運に支えられているからです。

それだけ僕はいつも偶然に支えられてきたんですね。

もちろん。1%の汗と1%の才能がなければ、100%にならないわけですから、それらを軽んじているわけではないのです。

やはり運というのは凄く大きいですよ。

では、どうやったら運に恵まれるんでしょうか?

自分が強いと思いこむことです。

自分が運が強いと思って生きていれば、行き着いた先でどこから来た話の機会も、
「これは絶対に運があるからやれと言われている」とポジティブに思えますから・・・

そうやっていくことが、結果的に大きな仕事につながっていたりするんです。

(秋元康)