100年企業創りレポート

藤間秋男の100年企業創りレポート
vol.273 2021.2月号

2021.02.01 Mon

1.TOMAコンサルタンツグループの代表取締役会長が最近思っていること

① 38年前に、まったく社員0、お客様0でスタートして、順風もあり、苦難もありましたが、
 社員200名、お客様1000社のグループを社員と共につくって、後継者にバトンタッチして、本当に幸せです。

② それを、お客様に恩返ししたいのです。
 私の専門は〔永続企業創り〕〔事業承継〕〔後継者問題の解決〕です。
 細かい税金計算やIT、人事、国際税務などはできませんが、経営の基本的な悩み事はすべて対応できます。

 1時間の相談後は、明るく、楽しく、元気に、前向きになって帰っていただけると思います。
 Zoomまたは、状況が許せばご来社いただけましたら、無料相談させていただきます。

A)永続企業創り

 明日にもあぶない。業績が下がって不安だ。社員が定着しない、銀行の対応がおかしくなったなど、
 永続企業になれない要因をすべて1回の無料相談で解決の糸口をつくります。

B)事業承継

 自社株の分散が不安。このままで継がせてよいのか。自社株の相続が不安だ。
 同族で問題の役員がいるなど、まずは無料相談をご利用ください。必ず解決の糸口が見つかります。

C)後継者問題の解決

 後継者がいない。後継者がいても継げるか不安だ。後継者が兄弟で仲良くやれるか。
 親族外承継できるか。社員から登用できるか。外部からの後継者でうまくいくかなど、
 私自身が親族外承継を経験し、別会社は娘婿に継がせています。
 さらに、いろいろな継ぎ方のご支援を経験してきています。

 たくさんアドバイスできますので、1回無料相談を受けてみませんか。必ず解決の糸口を見つけます。
 永続企業、事業承継、後継者問題解決は、無料相談の窓口から、ぜひ会長の藤間との面談をご要望ください。
 ご連絡お待ちしております。

 TOMAのビジョンは、すべてのお客様を「今日から100年企業」にすることです。

 

2.勉強したくてたまらない大人が「今幸せです」と言える人

「勉強したくてたまらない大人に」(日本講演新聞 2020年10月19日 魂の編集長 水谷もりひと)      

① 「世界幸福度ランキング」というものがある。
 国連の関係機関が毎年調査しているもので、今年の日本は62位だった。
 一昨年は54位で、昨年58位である。また「幸福度」を下げたことになる。上位は毎年北欧の国々だ。

② 公益財団法人連合総研が既婚者男女に調査した「生活時間の国際比較~学習活動の頻度」によると、
 「何もしていない」と回答したのはアメリカ人47.4%、フランス人50.9%、韓国37.4%に対して、
 日本人は73.3%と突出して高かった。
 さらに「本を読むなど、毎日何かを学んでいる」と答えたのはアメリカ人6.6%、フランス10.5%、
 韓国2.9%に対して日本人は1.9%だった。

③ 日本は先進国の中でも社会人が一番勉強しない国になってしまった。
 この「日常的に学ぶ習慣がある」ということと「幸福度」に関係があるのではないか。

④ 学ぶことは、知らなかったことを知る行為で、知ることは行動を変える最初のステップである。
 大人になって学ぶことから遠ざかることは幸福への道から外れることに等しい。

⑤ 「今、幸せです」と言い切れる人は、きっと学び続けている人だろう。
 学ぶことで自分の成長や変化を実感できる。自分の存在価値が高まる。周りから必要とされる人間になる。
 だから、学ぶことが楽しくなる。「今、幸せです」は、自分の幸せ感と人の笑顔が重なり合う時である。

上記の記事から、すばらしい気づきをもらいました。

私は、一昨年の10月に軽度の食道がんになって、徳積みのため倫理法人会で毎日のように学び続けていますが、
それぞれの方の人生体験でいろいろな倫理の学びができて、自分の血となり肉となって実践しています。時には涙します。
だから、今すごく幸せなのだと思います。
やはり、大人の学び場を持った人が幸せなのですね。

 

3.仕事の報酬(仕事により私たちが得る報酬は、金銭的なものばかりではありません)

「仕事の報酬」 (『職場の教養』2020年10月号 倫理法人会)  

① 私たちは仕事を通じて新たな知識を得ています。
 顧客との対話の中から学び、難問にぶつかる度に必死で考え、知力を身につけているのです。

② 良き仕事をしようと工夫、努力して多くの仕事を手がければ、その分仕事をこなす力が身につきます。
 いわゆる「場数を踏む」というものです。

③ 仕事ができる人には、新たな仕事が与えられます。仕事が仕事を呼び込むのです。

④ 力を合わせて一つのプロジェクトを成し遂げるといった「達成の喜び」は、
 何物にも代えがたい仕事の報酬になるのではないでしょうか。

⑤ 仕事を通して知識、能力、喜びといった多くの報酬を得ています。
 得たものと、身につけたことを活かして、働く仲間と共に、さらなる良き働きを目指していきたいものです。

仕事の報酬に感謝しましょうね。そして、倫理法人会の幸せになる法則に、「喜働」(喜んで働く)があります。

「働きは最上の喜び」(勤労歓喜)(『万人幸福の栞17カ条』丸山敏雄著 倫理法人会)

① 働いてはじめて生きがいがある。
② 働く人は健康であり、働く人は長命である。

毎日、ワクワク仕事をしていたら、すべて良くなるのです。私は、38年間「喜働」でやってきました。
結果200名の社員と、後継者と、たくさんの部門をつくり、ワンストップのコンサルタント集団をつくってきました。
本当に幸せです。

それは、この仕事を「天職」と思っていたからだと思います。今やっている仕事を、天職と思う。

私は当初、公認会計士を天職と思えませんでした。
細かい計算は得意でなく、向いていないと思いましたが、たくさんの方の相談を受けるにつれて、
「藤間さんに相談したら明るく、楽しく、元気、前向きになれたよ」と言っていただけるお客様が多くなり、
これが私の天職と思えるようになりました。

本当にお客様のことを思って、アドバイスすると、本当に感謝していただけます。お客様も、笑顔で帰っていきます。
それがやりがいで、天職だと思っています。

 

4.なぜ「Zoom」がテレビ会議の主役になったのでしょう

「誰もが簡単に接続できるテレビ会議」
(株式会社船井総合研究所 三浦康志氏のメールマガジン「ほぼ日刊ライスレポート」2020年9月4日号)

① テレビ会議をすることを「ズームする」というほど、ズームはテレビ会議の主役になっています。
 ズームはテレビ会議を発明した会社ではありませんし、ライバルがいなかったわけではありません。

② そのような状況下でズームが製品として成功した要因は以下の二点だと思います。
 1. 機器が不要
 2. 会員登録が不要

③ ズーム創業者のエリック・ユアンは、元々はシスコシステムズのテレビ会議開発エンジニアでした。
 彼が提唱したテレビ会議システムが上層部に受け入れられなかったため、彼は起業します。
 当時のシスコシステムズでは、機器が売れないテレビ会議システムは想定されていなかったのだと思います。
 彼の提案が通っていれば、シスコシステムズは、現在のテレビ会議の主役になっていたかもしれません。

④ 機器を用いないテレビ会議システムをITの巨人であるグーグルもマイクロソフトも既に持っていました。
 しかし、会員登録しないと使えないという難点がありました。

⑤ 「様々な人々がテレビ会議に参加するためには、誰もが簡単に接続できる必要がある」。
 この当たり前といえる要件を満たしたのがズームだったのです。

やはり、先義後利ですね。先に便利に使ってもらって、シェアを広げる方が勝ちでしたね。

グーグルも先に検索や地図情報を無料にしてシェアを広げていきました。
アマゾンも、品物を安く、早く、届けることに徹して、拡大していきました。
今、ウーバーも、日本でタクシーでシェアを広げようとしています。
聞くところによると、タクシー会社からタクシーを借りて、料金は通常通り貰い、
ピンハネせずにタクシー会社に払っているそうです。
赤字の垂れ流しをしていますが、ウーバーの便利さをお客様が実感し、たくさん頼むようになったら、
タクシー会社から手数料を取り始めるのだと思います。

先義後利ですね。

まず、お役に立ってシェアを広げて、何らかの利益発生を考えるやり方がありそうですね。
これからも、どんどん相談を受けますので、お気軽にご連絡ください。お待ちしております。

 

5.自靖自献(じせいじけん)

「自靖自献」 (月刊「致知」2021年2月号 致知出版社)

① 「自靖自献 ― 自ら靖(やす)んじ、自ら献ずる」古典の名著「書経」にある言葉である。
 (略)自ら靖んずるとは心の平安を保つこと、安心立命することである。
 自ら献ずるとは世のため人のために自らを尽くすことである。

② 自ら靖んじていない人 ― 事あるごとにイライラしたり不平を言ったり人と衝突ばかりしている人が、
 人のために尽くすことなどできるはずがない。
 だが、自靖しているだけで自献しない人、自献できない人は人ではない。
 動物にも劣ると安岡(正篤)師は喝破している。
 自靖自献を一貫できて初めて人間学を学んだと言える、ということである。

③ 松下幸之助氏にこの言葉がある。「人に安心を与えなさい。人に安心を与えることは君の信頼を築く」
 (略)自ら靖んじている人であるからこそ人に安心を与え、信頼を得ることができるのである。

④ 最近いただいたお手紙の中に、生涯を人心救済に尽くされた故・川村百合子さんの文章があった。
 (略)「よく自分を顧みることなく、職場が気に入らないといって転職したり、
 主人や妻が気に入らないといって離婚する人がありますが、次は最初よりもっと条件が悪くなっていくものです。
 よく思わないのは何よりも自分自身の思い方、受け取り方が問題なのですから、自分の心をよくみつめて、
 相手の立場をやさしい思いやりを持って理解していくと、自然に心が平和になっていきます。
 外に平和を求めても無理なのです」

藤間秋男は、まだできていません。
サービス業やタクシーなどで、当然のサービスでない対応になってしまうと、すぐクレームを言ってしまう。
プロの人と認めているからです。
ある意味では、二度と起こしてほしくないので、コンサルタントとしてアドバイスしてしまっているのですが、
やはり声高になってしまい、家内によく怒られます。

社会貢献ももっとしていかねばなりません。
私の使命は、もっともっといろいろな人から相談を受けて、その人たちの悩みを解決して、
明るく、楽しく、元気、前向きになって帰ってもらうことだと思っています。

倫理法人会の言葉で、純情(すなお)になるとは、
「ふんわりとやわらかで、何のこだわりも不足もなく、澄み切った張り切った心」、これを持ち続けることであります。

そんな気持ちになったら、人に安心を与えられると思います。