藤間秋男のブログ
2021.01.29 Fri
こんにちは!TOMAグループ藤間秋男です。
TOMAの100年企業創りレポートより、永続企業にしていくための、エッセンスをお届けします。
生産性を向上しないと、倒産・廃業の可能性が大きくなります。今の日本のキーワードです。
「働き方改革」によって、生産性向上ができない会社は、採用難、退職、赤字、資金繰り悪化であぶり出されて倒産・廃業に向かいます。これが現実です。
生産性向上は絶対にできます。出来るかどうかは、社長の覚悟です。TOMAでお手伝いしますので、ぜひ初回無料ですので相談してみてください。
東京五輪・パラリンピック後の経済成長の不透明さや、長期的な人口減少を考えると、生産性の向上が不可欠です。不可欠を生み出すには、イノベーションによる需要の創造が重要です。
日本は世界に比べて生産性は相当低いのです。個々人はそう思ってないのですが、実は低いのです。なぜ低いかというと、大企業は生産性が高く、中小企業は生産性が低いのです。中小企業の一人あたりの売り上げ、一人あたりの粗利が相当低いのです。
これは簡単に集計できます。世界の中で、日本は生産性が非常に悪いのです。ヨーロッパだと、一か月も休んで、そんなに仕事しなくても、生産性が高い。そういう国がありながら、日本はそうでないということです。
人々が欲しいと思うものを作ることができれば、多少高くても買ってもらえます。イノベーションによる需要の創造が必要だということです。経済の新陳代謝を高めることも、生産性の向上につながります。生産性の高い企業には残ってもらい、低い企業には退出してもらう。
日本は廃業率が低いと言われます。本来ならば、市場から出なければならない企業が多くあるということです。グローバル化の進展で、専門性と教育の重要性は増しています。両方を充実させ、国際的に活躍できる人材を育てる必要があります。
今、留学生として外に出ていく日本人は非常に少ないです。一方で中国や韓国は、非常に多いです。そういう中で、我々は本当に真剣に国際化を考えていかなければいけないわけです。
日本の人口は、今一億三千万人です。100年後には五千万人になります。今世界の人口は70億人。これが90億人になるということで、アジア、アフリカ、インドの人口がどんどん増えて、そういうところに新しいビジネスチャンスを迎えるというのが、これからのビジネスモデルだと思いますし、大手の企業はどんどん国際化しています。
それに対して、中小企業は国際化できていない。このままでいいのでしょうか。そういう人材を育てることを、これからしていかないといけません。
TOMAグループも、シンガポールとロサンゼルス支店があって、国際化のお手伝いしていますが、日本の中小企業はなかなか出ていかないです。
ホームページを見るとわかります。国際化できているところは、英語のホームページがあったりしますが、国際化できていないところは英語のホームページがありません。そういう意味では、まずホームページを国際化するというのも必要だし、会社を国際化していくという教育をしていかなければいけないです。
国際交流、民間レベル、地方レベル、若者レベルで、国際交流をもっと促進すべきです。そういうことをしていかないと、日本は残れない。
ただし、日本に残しておかないといけないものが三つあります。「真面目さ」「勤勉さ」「長期的な視点」で考えることです。
アインシュタインが最後に残る国は日本なんだと言っていますが、この「真面目さ」「勤勉さ」「長期的な視点」があるから残るんだと言ってます。
今、各国に負けていますが、我々もそれを真摯に受け止めて、生産性を高めて教育を徹底させ、国際化をどんどん進めていくことが日本の生きる道だと思います。
華僑というのがありますけど、これからは、「日僑」という新しい勢力がどんどん出ていくことが必要だと思いますし、国際化は避けて通れない道だと思います。そんな思いでやっていただけたらと思います。