藤間秋男のブログ
2021.01.18 Mon
こんにちは!、藤間秋男です。
私の拙著「永続企業の創り方10ヶ条」より、永続企業にしていくための、また今日から皆さんの会社を100年続かせる会社にするためのエッセンスをお話しさせていただきます。
息子さんがいなくても、娘さんがいるのなら、跡を継ぐ気がないか当たってみる必要があります。最近は、女性社長も増えています。
帝国データバンクのデータベース約120万社を対象とした女性社長比率調査では、女性社長比率は7.8%でした。100人中7人いる。1988年は4,2%、1998年は5.5%、2008年には6.3%と推移し、穏やかな上昇傾向が続いているそうです。
また女性社長の就任経緯をみると、男性社長に比べ「同族承継」の割合が高い特徴があります。
女性社長にして、かえって良かったというケースもありますし、自分の子どもに男がいるのに、娘さんが継いで成功したケースもあります。その意味では、今は男か女かは、ほとんど関係なくなっていると言っても過言ではありません。やはり、本人の意思と資質による部分が大きいといえます。
私どもが経験した例では、長女と長男がいるにもかかわらず、長男に継がせないで、長女に継がせていました。私も両方を見て、経営能力が長女の方にあるのがわかり、これはやっぱり長女に継がせるべきだなと思いました。
女性のよさというのは、細やかな気遣いができる、決めたことをきちんとやるなど、素晴らしい面があります。それに大胆な力がある人もいますし、それぞれの才能や能力を持ってやっていくことが大切です。
または、娘婿さんをとって、女性が社長で、婿さんを専務や副社長にして、両輪でやっている例もよく伺います。
このように、社長を女性にするというのも一つの選択だと思います。女性を社長にする場合、私ども後継者塾もやっていますので、そういう所に入れて、後継者の修業をさせる事も出来ます。
後継者としての勉強や修行も必要かと思います。みなさんのお客さんの中でも、娘さんしかいない時は、そういう選択もありえると思います。
ただ、女性は出産や育児があったりしますので、この辺をきちっとフォローしてあげないといけないです。その辺のフォロー体制がきっちりできるようにしておきましょう。
結婚しないと次の代ができないわけですから。いろんなことを考えながら、女性社長をつくっていく、これも後継者の選択の一つだと思います。
女性社長になって伸ばしている会社もありますので、必ずしも男か女関係なく、経営者に適任であれば、育てる必要があります。また、男と女がいたら2つに分けて、2人にそれぞれ会社を継がせて、それぞれ競争させるのもいいかもしれないですね。
後継者について考え方も色々とあります。後継者問題について、色々な相談にのれますので、お気軽に無料相談してください。是非お待ちしております。