藤間秋男のブログ

【後継者問題】飲食業界にとってM&Aは最終手段

2021.01.07 Thu

 

みなさん、こんにちは!TOMAグループの藤間です。

後継者不在の名店、B級グルメのお店がどんどん外食大手のM&Aでなっているということを、非常に悲しみながらもしょうがないのかなと思っています。

外食産業でM&A、合併買収が広がっている

外食大手で大手企業による小規模な企業のM&A、合併買収が広がっています。味などのノウハウや常連客を引き継ぎ、成長の足がかりにするためです。

後継者不在という経営課題に直面する小規模な企業は多く、大手が買収する動きは今後も相次ぎそうだということであります。

例えば、木屋フーズ。
「木屋フーズ」のうどんというのがありましたね。これが、「クリエイト・レストランツ・ホールディングス」、磯丸水産のチームが買収しました。

それから、銀座の「田中屋」というそば屋ですね。ここも美味しのですが、「グルメ杵屋」というところが買いました。

「ホットハウス」という金沢のカレー屋さんが「ゴーゴーカレーグループ」に入りました。

地方B級グルメファンとして、非常に寂しいです。

最近のいろんな新築テナント、例えば、渋谷でもいっぱい新しいお店が出てますけど、テナントビルに入っているのは、ほとんどチェーン展開しているお店ばかりで、どこでも食べられるお店ばかりなのが、本当に残念です。

この間も名古屋に行って、どこかで美味しいものでも食べようかと探してみると、ほとんど東京でも食べられるところなんですね。だんだんアメリカ的になってきました。

老舗、B級グルメの飲食店を救う後継者問題解決コンサル

我々は後継者問題解決コンサルを通じて、後継者不足で悩んでいる老舗、またはB 級グルメの飲食店を救いたいと思っています。大手に売ってしまったら、楽かもしれませんが、本当にその味が守られるという保証はないわけですよね。

そういう意味ではやっぱり後継者問題を解決をしたいと思っています。社員さんからそういうことが出来る人が出てこないだろうか、または遠い親戚に後継者になれる人は本当にいないのかなと思います。

最近、子供がいない夫婦の場合、私どもがお勧めしているのは、優秀な社員で「こいつだったら信用できる」という人を養子にとり、会社の後継者にするという提案もしています。日本は養子という制度があって、非常につなぎやすいというのもありますので、このようなことができないかをお客様と共に考えたいなと思っています。

ぜひ、ご相談いただきたいと思うし、必ず良きアドバイスができると思います。

M&Aを選択するとお店が残る保証はない

また、もう一つよくあるのが、店舗が5店舗あっても1店舗だけは続けて、その他の4店舗は売ってしまうというものです。

また、ある会社なんかは、他店舗の中小企業の会社を買収したんですけが、買収した途端、全部自分のところの店に衣替えをしてしまって、売った方のお店はなくなってしまった、なんていうこともあります。

このような事例から、本当にM&Aというのは最後の手段だと思いますので、まずはご相談いただきたいです。中小企の飲食だけでなく、一般企業も同じく後継者附則に悩んでいる経営者も多いと思います。

売る前にご相談いただければ、必ずお役に立てると思いますので、ぜひ一度ご連絡ください。

まとめ
・老舗、B級グルメのお店のM&A、合併買収が増えている
・大手に売ってしまえば楽かもしれないが、味が守られる保証はない
・後継者問題解決の1つとして優秀な社員を養子にして後継者として育てる
・M&Aは最後の手段

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