藤間秋男のブログ
2020.12.15 Tue
「藤間秋男の100年企業創りレポート」より皆さんの会社を100年企業にするためのエッセンスをお届けします。
社長のイス。きっぱり譲ってよかった。見本となる事業承継を藤間秋男はしました。
このようなポスターも出しました。
きっぱり譲ってよかったです!
ぜひ、事業承継をみなさんには考えていただきたいと思います。
実は、「社長のイス。きっぱり譲ってよかったよ。」をキャッチコピーにした広告を、JR東京駅の八重洲口改札を出たところに、私の写真と一緒に出しました。
今、日本の中小企業の三分の一にあたる120万社の会社に後継者がいません。また、経営者も一番年齢が多いのが67歳と言われています。
あと5年すると後継者がいないために、日本中で大量廃業が起こることが想定されます。それを防ぐお手伝いをしたいという想いで広告を出しました。
後継者がいないのではないのです。「つくる」「探す」努力をしていないのです。
つくる努力をする、探す努力をする、これをしなくていいんでしょうか?
せっかく、汗水たらして作った会社を、そのまま自分がいなくなってから無くしてしまう。安易にM&Aで売ってしまう。そんなことでいいんでしょうか?
後継者をつくるためには5年、10年かかります。最短で5年でできると思います。
そのためにTOMAはアドバイスをしていきますので、何かあればご相談いただければ、無料でご相談に乗ります。
TOMAはいつもお客様の見本となる経営を目指しています。経営のバトンタッチも、お客様の見本となるバトンタッチをしたと自負しています。
私が55歳の時に「65歳で社長を譲る」と宣言し、後継者を探し育てました。
子供が継がないと分かった時点で、どうしたかというと、M&Aというお誘いもありました。自分としては、M&Aということをすると、お金がいっぱい入ってきていいなとも思いましたが、私の同志を売ってどうするんだと思い、まず社員から社長を選びたいということで、社員にアンケートをとりました。3年間アンケートをとりました。
「将来のリーダーは誰なんだ?自分も立候補してくれ。」
ということを社員に言いました。そんな中で、今の社長を選んだのです。
後継者・後継幹部どちらも育てていくことも必要だと思ったのと、将来のリーダーを決めて育てていくことも必要だと思いました。今、後継社長・後継幹部が引き継いで、TOMAを成長させています。
本当に今幸せです。
特に、このコロナになって、IT化、テレワーク化が進んでいく中で、そういうことを若い人がどんどん進めていますから、これが幸せだったなと思います。私がやっていたら、こんなにうまくいかなかったと思います。
それを皆さんに伝えたいのです。
コロナの時代になって、この難局を乗り切るために、なぜ後継者と一緒に苦労しないのですか?このコロナは後継者を育てるチャンスです。
働き方改革、IT化、テレワークなど、若い人でないと対応できない時代です。
それを若手後継者に任せ、先代は代表取締役会長になって、二人三脚で会社を変革していかなければいけないと思います。
TOMAの現社長は、来季に向けて女性取締役も作りました。
TOMAは着実に成長し続けています。
本当に譲ってよかったと思います。
私どもは、とにかく皆さんの会社を100年企業にする、今日から100年企業にする、そのためには後継者を作らなければ100年企業にならないわけです。
後継者を作るお手伝いをするというのはどういうことかというと、後継社長だけではなく、後継幹部も育てるということです。
人間が育つには、考えさせる・発言させる・行動させる・反省させる、この一巡ができている会社の社員が育っていくのです。
そのためには、社長は社員を信じて任せなくてはなりません。
信じて任せるということができないと、後継者・後継幹部は育っていきません。
そのためにどうするかというと、基本は経営理念の確立と浸透です。
経営理念が確立して浸透したら、社員はそのように考え、そのように動きます。だったら、それを信じて任せてもいいのではないでしょうか。
経営理念を確立、浸透させる、ビジョンを作る、経営チームをつくる。
そういう仕組みを、TOMAはお客様にきちんとご指導させていただきます。
仕組みが出来ると、経営者、後継経営者だけでなく、後継幹部も育ってきます。そうすると事業承継は順調にできるということです。
大会社の場合は、新入社員が入ってきて、課長になって、部長になって、取締役になってその中から選ばれるわけです。
中小企業の場合は、なかなかそれがうまくいきません。私どもが進めている経営チームというのは、今うちは10名の取締役ですけれども、この10名の取締役から経営者が出ています。
そうやって続けていくと会社って100年続くんです。それが重要だと思います。ですから、そんな仕組みもお手伝いさせていただきます。
本当に、譲ってよかったと思えるようなバトンタッチをしてください。
ココイチの創業者の宗次さんも
「経営者として一番幸せだったのは何のわだかまりもなく、本当にこの後継者でよかったと思ったとき、それが一番幸せだった。」と言っています。
ぜひ皆さんもすばらしい後継者を今から今日からつくる。
そのお手伝いを我々はさせていただきます。
今日は何の日かご存知ですか?今日は、残りの人生の最初の日です。
みなさんが、この最初の日にどう動くか、これによって自分の人生も、会社の人生も決まります。
ぜひTOMAにご相談を必ずください。
必ずいいお手伝いをさせていただきます。