藤間秋男のブログ

【経営の原理原則とは】書籍『永続企業の創り方10ヶ条』より

2021.02.10 Wed

 

こんにちは! 藤間秋男です。
私の拙著「永続企業の創り方10ヶ条」、永続企業にしていくためのエッセンスをお届けしています。

経営理念とは、経営の原則原理であり哲学

社員と共有する経営理念・経営ビジョンを作成・改善する。経営理念を確立すれば、事業は半分成功したも同じです。それほどまで経営理念は重要なものです。

経営理念とは、抽象的で、どこかお題目のようなきれい事に思え、そんなに大切なのか疑問に思う人もいるでしょう。

しかし、松下幸之助氏は「経営理念が確立すれば、その事業は半分成功したも同じ」
「絶対条件である経営理念の確立と、必要条件の社員の個性を生かせる環境をつくることができれば、もう8割がた成功したも同じで、戦略・戦術は残り2割程度のことでしかない」と語っていたそうです。

つまり、経営理念50%、社員の環境30%、戦略・戦術20%ということです。それほどまでに、経営理念の重要性は高いのです。経営理念とは、経営の原理原則であり哲学です。

経営理念の確立と浸透を実行し、社員に任せる

経営理念は会社の存在意義を示すものであり、問題などが生じたときの判断の基準となるものです。これに対して、経営ビジョンは、社長の夢や会社のあるべき姿を示したものです。

経営理念が経営のブレーキであるのに対し、経営ビジョンは未来を創造するためのアクセルの働きをするものです。

経営理念の確立と浸透というものを、私は松下幸之助さんの弟子から聞いて、TOMAはそれを着実に実行して、聞いた時の5倍以上の規模にしました。また、経営幹部も育ち、後継者も出てきました。

経営理念の確立と浸透をすることは、経営理念を社員に徹底し、社員がそのように考えて動くことができているということですから、その枠内であるならば、社員を信じて任せていいということを、私はすごく感じています。ですが、社員に任せるというのは非常に不安ですよね。

けれども、経営理念を確立し、浸透していたら、社員がそのように考え動くわけですから、その枠内であるならば「それをやっていいよ」と「何をやってもいいよ」ということです。
ですから経営理念のブレーキであるということを言えます。ビジョンは逆に、夢、希望です。

皆さんは、これからどう経営していきますか。国際化は必要でないでしょうか。IT化、もっとすべきではないでしょうか。今の商品でいいんでしょうか。

やはり夢を託すためにはビジョンを作って、これからのことを考えていく。ですから、経営理念と経営ビジョンは、経営の両輪であるということです。この両輪を確立した会社が100年企業、永続企業になる原点になると思っています。

ぜひ、経営理念、ビジョンを作りましょう。TOMAでは、経営理念、ビジョンづくりのお手伝いをたくさんしています。こういうものは、なかなか社長が仕事の合間や、幹部の方が仕事の合間では出来ないものです。

我々が、きちっと、それに対してコントロールしながら、会社の思いを、会社のビジョンを、文章にしていきます。

ぜひお役に立てればと思っておりますので、お気軽にご連絡いただければと思います。

まとめ
・経営理念を確立すれば、事業は半分成功したも同じ
・経営理念50%、社員の環境30%、戦略・戦術20%
・経営理念を確立、浸透させれば、社員はその枠中で動く
・経営理念はブレーキ、ビジョンは夢

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