100年企業創りレポート
2026.01.31 Sat

赤文字:藤間のコメント
黒太文字:引用
(前略)
人が名を成す、即ち成功するのは突然成功するわけではない。必ず窮苦の日があって、それに
よって鍛えられて成功する。だから、成功するかどうかは窮苦の日の過ごし方で分かる。同じ
ように、失敗するのはたいてい得意・得志の時による。うまくいっていい気になっていて失敗
する、ということである。(中略)
「名が残るような立派な仕事はいつも苦しい状況の中から生まれてくる。厳しい時こそチャンス
だ。逆に、調子のいい時は失敗も多いので、油断せず、気を引き締めていかねばならない」(中略)
苦節十年という。苦節の時を経ないで成長した人も会社もない。同時に慢心増長して発展して
きた人も会社もない。(中略)
「人間は逆境に遭うと、その逆境が十年も続くと思う。しかし、逆境はせいぜい三年。その間は
ジタバタせず、脇目もふらず、スタスタと自分一人の道を歩みなさい」
『致知』致知出版社 2025 年11 月号『特集 名を成すは毎に窮苦の日にあり』
TOMA も会社が10 年経った時に大きな苦難が来ました。
銀行の貸し剝しにあってしまい、40 人いた社員の中から幹部5 人が一斉に辞め、
妻から離婚届を2 回も渡される、という苦難の時がありました(妻とは今も仲良
くやっています)。
その時に松下幸之助の弟子、 木野親之先生から「経営理念の確立と浸透で50%は
成功する」ということを学び、乗り越えて今があります。
また、困難を乗り越えた人は、また次も困難がくるかもしれないと思うから、頑
張ることができます。ソフトバンクの孫さんや、ユニクロの柳井さんも困難を乗
り越えて今の成功があります。これが成功の秘訣だというふうに思います。
私の最近の講演は、不老長寿企業を作り100 年企業になろう、というテーマでやっ
ています。何年も経営をしていると徐々に組織が内向きになるんです。
外を見て勉強することもなくなり、中だけでやっている。役員会でも社内に関す
る議論だけして、どうやって新規を取るか等の話がなくなっていく事があります。
このような経験はないでしょうか。私はTOMA グループでこのような事がないよ
う常に心がけています。老朽化しないために、内向きにならないために、個々の
視野の幅を広げ、様々な事に挑戦していかなければいけないと思います。
また、外の環境の変化と需要がどう変わっているのかをもっと認識する事が必要
です。私は常日頃から、多くの経営者に会っています。昨年は名刺交換を2400
枚程行いました。今年に入ってからも月に200 枚ぐらいの名刺を交換して、多く
の企業や経営者の話を聞いています。常に情報を取り入れ、環境の変化に順応し
て会社を成長させていく。このような実践によって組織は学び続けて良くなって
いくのではないでしょうか。