100年企業創りレポート

藤間秋男の100年企業創りレポート vol.314 2024.7月号

2024.06.29 Sat

赤文字:藤間のコメント

黒太文字:引用

1.このままではいけない( 国家にも哲学や理念を確立)

(『 致知』 致知出版社 2005年8月 )

経営の神様松下幸之助氏は若者から「国の政治と会社の経営は同じものか」と問われ、「同じだ」と答え、「業種を問わず、会社経営に成功するには三つの条件がある」と続けた。
 一つは、絶対条件で、経営理念を確立すること。これができれば経営は五十㌫は成功したようなものである。
 二つは必要条件で、一人ひとりの能力を最大限に生かす環境を作ること。これができれば、
 経営は八十㌫成功である。
 三つは付帯条件で、戦略戦術を駆使すること。これを満たせば経営は百㌫成功する。
 この条件に照らして考えれば、いま日本という国に最も必要なのは、国家の哲学、理念の確立だろう。「聖域なき構造改革」という二十㌫の比重しか占めない戦略戦術が、目標のすべてになっているところに、この国の危うさがある。
 このままではいけない—と、いま多くの人たちが思っている。ではどうすればいいのか。それぞれの立場で日本の改革に志を燃やす人たちの声に、この国の方向を探ってみたい。

 TOMAが今あるのも、この三つの条件を徹底して、業容を4倍にさせていただきました。
 日本の国家もこの20%の戦略戦術が目標の全てになっているところに、この国の危うさがある。
 国家の哲学、理念を本当に確立すべきでないかと思います。

2.人生の成功とは何か 最期の一瞬に問われるもの(成長)

( 田坂広志『人生の成功とは何か』 日経トップリーダー 日経BP 2024年5月 )

 「勝者の思想」から「達成の思想」、そして「成長の思想」へ—。真に生き甲斐のある人生を歩むための思想、そしてその成熟と深化について解説する。
●「人生の成功」に関する思想には、次の3つがある。人生の成功を掴むためには、これらを深化させることが重要となる。
勝者の思想
・人生を「競争」と捉え、他者よりも高い給料、役職、名声を得て「勝者」となることを人生の成功と考える思想。
・勝者の思想を抱くと、果てしない競争や、人間関係の疎外といった問題に直面する。
そのため、この思想を抱いて歩んでも、本当の「成功の喜び」を味わうことはできない。
達成の思想
・人生の目標を定め、それを「達成」することを人生の成功と考える思想。
・達成の思想を抱く人は、他のメンバーと力をあわせて仕事をし、励まし合い、彼らと「達成の喜び」を分かち合う。
・達成の思想の背景には「欠乏感」がある。そのため、1つの目標を達成した後、さらに高い目標に挑戦しようとする。
だが、目標をどれだけ達成しても欠乏感は満たされない。
成長の思想
・人間として「成長」し続けていくことを、人生の成功と考える思想。
・成長の思想を抱いて歩むと、3つの意味で生き方が深まる。
①困難(苦労や失敗など)に遭遇しても、それに押し潰されず、「可能性を拓く機会」とすることができる。
②困難から必ず何かを掴み、成長する強さが生まれる。
③「1日を生き切る」という心構えが、日々の成長を促す。
(略)
 「あすなろ」という木がある。「あすは、何かになろう」という思いを重ねて語られる木である。
 木は、何かになろうとは思っていない。ただ一生懸命に成長していこうとしている。その姿が光り輝いている。1本の木の生命が光り輝いて、そこに、在る。それが生命の本源的な姿である。
 そして1本の木から目を転じ、世界を見渡す時、我々は気づく。世界もまた生命力に満ちて、そこに在る。自分もまた生命力に満ちて、ここに在る。そのことに気がつく時、1つの思いが生まれる。
 必ず終わりがやってくる、この生命。このかけがえの無い生命を、精一杯に生き切ろう。かけがえの無い1日1日を、精一杯に成長していこう。
 その思いが、生まれてくるのである。

 勝者でなく、達成でなく、成長し続ける人生が最高ですね。
 1日1%努力すると、365日の1年後には37.8倍に成長する。1日1%怠けたら365日の1年後には0.03
倍になってしまう。毎日努力をし続けることが、成長になって、幸せになれるのです。
 私は一生勉強、一生実践、臨終定年でいつまでも成長していきたいです。

3.大ボラを吹き続ける効用(大ボラが、実現する)

(田中得夫『成功への道しるべ(648号)』 2024年1月30日 )

「ホラ吹き」というと、いい加減な人、無責任な人いうイメージですがホラ吹きに意味を確認してみると 出来もしないことを、あたかも出来るように言う人とか、その場を盛り上げるためにものごとを大げさに言う人とあります。
 ウソつきとは少し違い、また他人を傷つけるようなことはないので、受け入れられてはいても信用されない存在です。
 ですからホラを吹くことはなんとなく良くないことと思われていますが、これでは確実にできそうにないことしか挑戦しなくなってしまうか、もっと悪いのは挑戦しなくなってしまう危険があります。
 その場限りのホラでなく、どんな大ボラも吹き続けたら状況は一変します。
◆孫正義氏は1980年福岡の雑居ビルで会社を創業した時、2人の社員を前に、将来は豆腐を1丁、2丁と数えるように、売上を1兆、2兆と数える規模の会社にすると言いました。 
 2人の社員は、こんな大ボラ吹きの社長のところでは、とてもやっていけないと辞めていきました。いま10兆をこえる規模になっています。
◆永守重信氏は1973年に日本電産を創業した頃、売上は1兆円以上にすると周りの人達に言っていました。それを聞いた人達は「100億位ならともかく1兆円とはなぁ」と、誰もがあきれていました。
現在2兆円を超える売上で、今は10兆円が目標です。
◆本田宗一郎氏は赤字で社員の給料が払えない時も、日本一ではない、世界一を目指すんだと言い続けました。
(略)
◆「大ボラ」とは、今はとても出来そうにない、しかしやりたい目標です。
そんな「大ボラ」を吹き続けるのです。
 言い続けると、ひょっとしたら自分は出来るのではないかと錯覚しはじめます。すると、周りの人も、彼は本当にやるかもしれないと錯覚しはじめ、それも大きな力になります。
 ホラを吹き続けることによって、自分も周りの人も出来るかもしれないという錯覚が、必ず出来ると完全に錯覚してしまうのです。
 出来ると完全に錯覚してしまうことはイコール出来ると信じてしまうことです。そして、信じることには魔力が働くことになるのです。
 ものごとを達成してくれるのは「潜在意識」という「もう一人の私」です。「もう一人の私」が、完全に錯覚してしまうよう大ボラを吹き続けるのです。潜在意識は、錯覚も現実も区別できません。錯覚していることを無限力を持って達成してくれるのです。
 大法螺を吹き続けるとき、困るのは内心では、やっぱり難しいのではないかと思ってしまうことです。
 そこで大ボラを自分自身に反復する時、(アファームする時)は、”ありがとう”を付けて反復するのです。これは無意識のうちに否定的な思いになるのを防ぐ効果的な方法です。

TOMAも大ボラを吹き続けています。
 ーTOMAのビジョンー
日本一多くの100年企業を創り続け、1000年続くコンサルティングファームになります。
 1000年続く宣言をしている企業はないと思います。大ボラがたくさんの100年企業をつくって、
行列が出来、結果1000年残るTOMAになると確信しています。
 皆様も夢のある楽しい大ボラを吹き続けませんか。