藤間秋男のブログ
2021.02.11 Thu
こんにちは!藤間秋男です。
私の拙著「永続企業の創り方10ヶ条」より永続企業にしていくためのエッセンスをお届けします。
老舗企業も受難の時代です。日本は、時代の荒波にもまれながらも、生き残ってきた老舗企業。しかし、近年は老舗だからといって安泰とはしていられません。
帝国データバンクが2018年5月に発表した「老舗企業倒産・休廃業・解散の動向調査」によると、業歴100年以上企業の倒産・休廃業・解散は、2017年の461件と、調査開始以来最多でした。
同社によると、業歴100年以上の老舗企業は2万8000社ですので、その5%にあたる企業がなくなっているということです。
この数は、前年対比2.2%増で、3年連続前年度比の増加を記録しています。業種別分類別で一番多かったのは、ホテル・旅館の18件ですが、全体としてみると、いわゆる「町の酒屋」や「町の洋品店」といったB to Cの業種が上位を占めたそうです。
世界最古の金剛組にしても、今世紀になって、企業としては残っているものの、大きな企業の傘下に入る形となっています。
それでも老舗企業には、まだまだ学ぶべきことが山のようにあります。日本の老舗企業は、まさに宝の山です。すでに触れましたが、世界中が日本の老舗企業に注目しています。
世界的には、ファミリービジネスとして研究されています。私も参加した「ファミリービジネス世界会議」が開催されたりしています。
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