100年企業創りレポート

藤間秋男の100年企業創りレポート
vol.236 2018.01月号

2018.01.01 Mon

1.永続企業を創るために「ドラッカー」を学び、社長・社員の幸せ創りをしませんか

2月6日(火)14:00~17:00まで大手町サンケイプラザ4階ホールでセミナーを実施しました。

あらゆる組織・あらゆるリーダーに問われる究極の問い「5つの質問」を深堀していくことが永続企業の条件と思います。

①われわれのミッションは何か?

②われわれの顧客は誰か?

③顧客にとっての価値は何か?

④われわれの成果は何か?

⑤われわれの計画は何か?深堀りすることが絶対に必要です。

私は、今年1年間ドラッカー塾国永先生で学び続けます。一緒に学びませんか。

 

2.『中小企業のための成功する事業承継』PHP研究所(藤間秋男)継ぐ者心得

 ①素直な心を持ち、謙虚さと感謝の気持ちを忘れない。

 ②どんな失敗も、すべて自分の責任と思う。他責は成長できない。

 ③アドバイスしてくれる人脈を作る。(ワンストップコンサル、後継者集団他)

 ④革新を起こそうとしてすぐ、先代を否定してはいけない。

 ⑤創業者を敬い、古参の幹部と仲良くし教わるべきは教わる。

 ⑥「継いだ仕事が天職」と考え、それを天職と思えるまで真摯に仕事と向き合う。

 ⑦社長を継いだとき、辞める幹部が出ても、それは革新のチャンスと捉える。

 ⑧社員の幸せと満足を考えた公平な人事制度を作り働きがいのある企業にする。

 ⑨先代がやってこなかった商品開発・改良・エリア開拓・国際化など、未来の種まきプロジェクトチームを作る。

 ⑩「変えてはいけないもの」「変えなければならないもの」「変えてもいいもの」をしっかりと理解する。

100年企業創りのためには3代の後継者を作らなければなりません。

 

3.「ダブルチェックは人に罪をつくらせないシステム」『稲森和夫の会計学』(盛和望事務局)

 ①京セラは社員全員が強い心の絆で結ばれ、お互いに信じあって働ける仲間となれるように努めています。

 ②しかし強いようでいて弱いのもまた人の心です。普遍の人でも「魔がさした」としか思えないような、取り直しのつかないことをしてしまうこともあります。社員がそんな過ちを犯してしまうようなことができないシステムが「ダブルチェック」です。

 ③「ダブルチェック」を徹底することで「人に罪をつくらせないシステム」こそ、そこで働く人間に対する思いやりと言えるのです。

TOMA監査法人では、社員の不正防止アドバイスもしています。

「人に罪をつくらせないシステム」をつくりませんか。

 

4.経営者の配偶者が成功の主役

①TOMAグループの原点明治23年創業の藤間司法書士法人の生みの親は、藤間秋男の曽祖父秀孝の妻の「ひさ」でした。妻の「ひさ」が今の丸の内のところを歩いていたら東京府庁、警視庁、裁判所、監獄が隣接していたところに、字が書けない人の司法代書業が一人で忙しく接客し、繁盛していた。それ見た妻「ひさ」が勧めて開業したのがきっかけでした。

②松下幸之助の成功は妻「むめの」なしには語ることができない。(『松下幸之助のことがマンガで3時間でわかる本』吉田浩著 明日香出版社)会社を辞めて、独立起業を志した幸之助は、自分は大好きな甘いものを扱う「ぜんざい屋」をやろうと思いたち「むめの」に相談した。すると彼女は即座に却下した。「水商売はいやです」。又、金が足りなくなると質屋通いをして生活費をまかなった。人を雇うようになると若い社員たちの親代わりになって、生活の面倒を見て社会人の躾もした。夫婦の仲がよいこと、何事においても大切なことです。

③成功は妻のたまもの。(御木本幸吉) (上田三三生「歴史と人物に学ぶ」より)

TOMAグループも夫婦仲が良くなって、業績があがってきました。

 

5.「利益なき事業は罪悪なり」(松下幸之助一般財団法人国づくり 人づくり財団 企業づくりコラムより)

①利益とは、社会に対する企業の貢献度によって与えられる報酬である。利が少ないか、あるいは出ないと言うことは、会社が社会に対して十分な働きをしていないからだ。企業は公のものであり、社会から尊い資本や人材を借りておきながら、それでなお業績があがらぬということは社会に対する背信行為である。つまり「利益なき事業は罪悪なり」

②赤字会社の社長は、天下の公道を歩くな。(『松下幸之助のことがマンガ3時間でわかる本』)

こんな数字を出しておいて、まさか天下の公道の真ん中を歩いて来てないだろうな。税金も収められない経営者が税金を使ってつくられる道を歩くとは何事だ。

経営者だけでなく、部門長も同じだと思います。

 

6.「独自のウリ」は何ですか。(中井隆栄経営塾『幸せな成功者』育成CDコース)

 ①あなたやあなたの会社の「独自のウリ」は何ですか?

  USPと言います。U:Unipue(独特) S:Selling(売り込む手段) P:Proposition(提案)

 ②キャッチコピーの一種、ブランドの核、ビジネスコンセプト企業にとって大事なもの、なぜあなたの会社を選んだのか。

  100社あれば、100様のUSPがある。

 ③USPが定着化するとブランド化できる。

  有名な世界企業の例

   ⓐ世界的に安全な車→ボルボ

   ⓑ30分でアツアツのピザ→ドミノピザ

   ⓒアメリカ全土で翌日配達の宅配便→フィラデルフィアエキスプレス

TOMAコンサルタンツグループUSP作りました。

100年企業の必須条件である理念経営実践コンサルといった強みがあるので、あなたの会社を100年企業にして社長・社員を幸せにします。なぜならばTOMAグループは理念経営の実践から130年続くグループで成長・発展し続けているからです。

藤間秋男のUSP

「あなたの会社の理念経営の実践を通して、継続的に成長・発展して社長・社員を幸せにし続ける。「100年企業創造コンサルタント」藤間秋男です。

自分の会社、部門、自分自身つくってみませんか?

 

7.『弁護士はBARにいる』(TOMA弁護士法人前岨博著 イーストプレス)

TOMAグループの前岨弁護士が必要知識が1時間でわかる本を出しました。

①弁護士に「言い値」の報酬を払わなくてよい。

②パワハラの言いがかりに安易な示談をする必要はない。

③問題社員への処分は段階的に。かつ適切に。

などなど、興味ある内容満載です。

前岨弁護士の趣味は小説を書くことですので読みやすいです。

 

8.理念と経営の勉強会 (「理念と経営」2017年10月号 コスモ教育出版) (700回になります。継続重要です。)

 ①世のため、人のためになるから仕事はやめられない。

 ②「もうける仕組み」をつくることにもっと必死にならなければならない。

 ③「人を育てる」ことを最大の目標としていない。結果が出れば人は育つ。

 ④仕組みづくりの三原則 ⓐ簡素化 ⓑ透明化 ⓒ分権化

 ⑤あなたにはすべての権限をあげます。だから結果もあなたの責任です。

 ⑥人間は死ぬまで学ばなければダメです。

 (①~⑥巻頭対談より 早稲田大学ビジネススクール 教授 内田 和成 氏 × カルビー株式会社 代表取締役会長兼CEO 松本 晃 氏)

 ⑦お客様の「面倒くさい」をすべて引き受ける。(⑦水上印刷株式会社 代表取締役会長 水上 光啓 氏)

 ⑧基本事業の上に立ち、時代が求める「時の草」を刈る。(⑧株式会社ジェネックス 代表取締役 石川 清成 氏)

 ⑨「仕事」は人間を磨く学問であり「職場」は学ぶ場である。

 (⑨日創研グループ代表 田舞徳太郎 氏)