100年企業創りレポート100nen

藤間秋男の100年企業創りレポート
vol.263 2020.4月号

2020.04.01 Wed

100年企業創りレポート

1.新型コロナウイルスに対して(マイナス条件をプラス条件に変えていく)

リーマンショック以上の不況になる可能性があります。TOMAとしては月次顧問のお客様に以下のような対応をさせていただきます。担当者にご相談ください。

① 新型コロナウイルス特設ページのご案内(https://toma.co.jp/corona_info

② 相談対応

③ 業績UPチェックリストの配布

TOMAで長い間積み上げられた売上UP対策、売上利益率UP対策、固定費削減、金融機関対応策などのチェックリストを差し上げます。

 

「かつてない困難からはかつてない革新が生まれ、かつてない革新からはかつてない飛躍が生まれる」   

(松下幸之助)月刊「致知」 刊:致知出版社

 

1①IT化が促進される(テレビ会議、遠方操作、AI化)

②家族の絆の再構築(互いに本を読む、いろいろなゲームをして会話が弾む)

③企業の中でも普段できない新商品開発、社員教育、新顧客開拓、後継者教育、10年後のビジョン、理念の見直し、クレド作りなどをしてはいかがでしょうか。

2)「経営理念がしっかり確立して、社内に浸透している企業は、リーマンショックの影響をあまり受けていない」

今から12年前リーマンショックが発生した。その直後 2009.01 に東京商工会議所が、「企業業績 v.s. 経営理念の有無」のデータを発表。経営理念がしっかり確立し社内に浸透している企業はリーマンショックの影響をあまり受けていない、というデータでした。(略)企業は、今こそ「経営の目的と本質」を見直す絶好の機会であると想います。また、社会に提供している「商品やサービスの本質」も併せて見直す絶好の機会です。 合資会社創慧研究所 代表 長谷川 博彰さんのFacebook投稿より一部抜粋

経営理念を見直して確立と浸透させるチャンスではないでしょうか。色々な情報が飛び交っていますが経営理念の確立と浸透ができていれば、判断がブレることはありません。会社は外的要因では潰れない。社内がガタガタしなければ潰れません。TOMAがお手伝いします。

3)意志あるところ道はひらく

「世間、心力を尽くして私なき者、必ず功を成す」――私心なく心力を尽くすものは必ず成功する。それはそういう人を天が応援してくれるからだ(二宮尊徳)

「“むずかしいことだけれどやろうじゃないか”ということを言い続け、そして実際にやる努力を続けていけば、必ず事は成る。“もうできないだろう”とさじを投げたら、永遠にできない」(松下幸之助)

「特集 意志あるところ道はひらく」 月刊「致知」2020年3月号 刊:致知出版社

4100年続く老舗の共通点

これまでTOMAが6回にわたって主催してきた「100年企業サミット」を通して学んだのは、「しぶとい経営」です。創業100年以上の会社は、明治維新、関東大震災、太平洋戦争、東日本大震災などの困難を乗り越えてきました。それは「しぶとく、絶対に諦めない経営」をしてきたからです。皆様も新型コロナウイルス対策の打つ手は無限です。しぶとく、諦めない経営を続けてください。TOMAも全力で「寄り添い」ます。

 

2.徳を身につける条件(天職・自責・謙虚)

「社長の『徳望を磨く』人間学塾」 致知出版社主催 藤尾秀昭社長の講演

① 復はそれ天地の心をみるか――易経

  一つのことをもくもくと繰り返すと勤勉努力の習性ができる。一つのことを10年、20年、30年続けていけば大変な徳力が生まれる。

② 身に反りて徳を修む――易経

  自分に降りかかったことはすべて自分に問題があると考える。他責は徳を積めない。刑務所の相談員の方によると、受刑者のほとんどは他責(他の人が悪いので私は刑務所に入ったと言っている)なのだそうです。

③慢心しない

  慢心は損を生む。稲盛和夫も謙虚に行動していた。

 

まとめると、①一つの仕事を天職と定め、②何があっても自分の責任と考え(自責)、③謙虚にしている人が、人徳のある人ということではないでしょうか。目指したいです。転職を繰り返し、常に自分がやっていることは悪くないと思い、慢心する人は徳を積めない人になってしまうということです。

 

3.人生の法則(致知出版社 藤尾秀昭社長)

① 桃栗三年柿八年、柚子は九年で実を結ぶ。梅は酸いとて十三年。蜜柑大バカ二十年――円覚寺横田南

  嶺管長から教わった言葉である。二十年大バカにならないと、即ちこの一道にバカの如く脇目も振ら

  ずに打ち込まないとモノにならない、ということだろう。

② 二十年で得たのは、人生は投じたものしか返ってこない、ということである。人生に何を投じたか。

  投じたものが自分に返ってくる。人前では健気に努力しているふりをしているが、人目がないところ

  では手を抜く。それも人生に投じたものである。そういう姿勢はその時はさほど意識されないが、数

  年、あるいは数十年後に必ず自分の人生に返ってくる。

③ 三十年で得た気づきは、人生は何をキャッチするか、キャッチするものの中身が人生を決める、とい

  うことである。同じ話を聞いても同じ体験をしても、キャッチするものの中身は千差万別である。つ

  まり人生は受け手の姿勢が常に問われる、ということである。そして、キャッチするものの質と量は、

  その人の真剣度に比例する。

④ 四十年のいま抱いている思いは、道は無窮ということだ、道に限りはない。人生、これでいいという

  ことはない。

⑤ 道を学ぶ人は、悟りを得てもこれでいいと思って修行をやめてはいけない。(道元の話)

⑥ 修行に完成はない。死ぬまでまだまだと思って修行する。そういう人こそ死んだ後に見ると、成就の

  人だと分かるという意味の言葉が『葉隠』にもある。

⑦ 「上求菩提 下化衆生」(釈迦)「上求菩提」どこまでも自分という人間を向上させていくこと。

                 「下化衆生」その自分を持って人のために尽くしていくこと。

「特集 人生の法則」 月刊「致知」2018年10月号 刊:致知出版社

 

人生の法則はこれだけシンプルですが、行うには難しいですね。私の人生訓は「一生修行(勉強)、臨終定年」です。私はいくつになっても学び続け、夢を持ち続けて、途中でバタッと倒れて死ぬのが目標です(ピンピンコロリです)。すべてやりきって何もなく死んだり、ピンピンコロリでなく病院で何年も入院してから死にたくはないです。

 

4.汗だけかけばもうかる時代から、現場からの発想が大切な時代へ

① 約45年前、各地の企業を回りながらさまざまな調査を進めてきました。

② 80年代の中盤くらいまで、多くの経営者は私が訪問すると、瞳を輝かせながら、時には顔を赤くして

  事業の未来を熱く語っていました。(略)あえて単純化して言うならば、そのころまでの日本は「汗

  をいっぱいかきさえすれば、もうかる時代」だったと思います。

③ 80年代後半から90年代前半になると経営者の表情は一変し、未来を語るきらきらした瞳が消えました。

  (略)企業にとって米国だけを見ていればいい時代が去り、中国などアジア各国を意識しなければな

  らなくなったことが大きいと思います。ITが一気に加速し、国内の少子高齢化も進む中、直面する課

  題は圧倒的に複雑になりました。

④ 企業は「強いから生き残る」のでなく、「新たな環境に適応するから生き残る」時代に入っています。

⑤ こんな時代に経営者が社内にとどまっていてうまくいくはずがありません。積極的に外に出ながらヒ

  ントをつかみ、時代の流れを先取りすべきです。

「有訓無訓」一橋大学名誉教授 関満博 「NIKKEI BUSINESS」2020年3月9日号

 

ドラッカーも、社長は現場に降りてもっとお客様と話をすべきだと言っています。社長が担当するという意味ではなく、この時期お客様を徹底的に挨拶しにまわって要望、問題、お客様のビジョンなども聞くと新商品、新アイディアが出るかもしれません。

 

5.豊かな時間の使い方で自分自身を成長させる (ラックマネージメント・フォーラム 松永修岳代表 )

① 一般的に、豊かな人は自分が豊かになることに時間を使い、貧しくなる人は貧しくなることに時間を

  使っています。

② 貧しくなる時間の使い方例

  一 不満や愚痴を言ったり聞いたりする時間が長い

  一 クレーム対応などで謝罪ばかりしている

  一 カルマ(雑念)の多い人や将来性のない人たちに会う

  一 やりたいことがあっても、行動に移さず考えているだけ

  一 何も学ぶことなく、仕事だけに追われる

③ 自分自身をもっと良くしたい、今の自分を変えていきたいという思いがあるなら、何をするべきかを

  考え、すぐに行動に移すことです。(略)さらにその行動の中に「楽しさ」を見つけることです。

「『影響力』を増大させる方法を学ぶ」「LUCK & BUSINESS MANAGEMENT」2020年3月号 刊:ラックマネージメント・フォーラム事務局

 

毎日どう時間を使っていますか。誰にも平等に24時間が与えられています。その活用次第で人生が決まります。人生が豊かになるか、貧しくなるか決まります。

 

6.97歳、幸せな超ポジティブ生活(渋沢栄一の孫娘 鮫島純子さん)

① つらい境遇、悩み深い人間関係、受け入れられない出来事――。すべては、自分が選んだこと。

② 苦手な人は心を磨く砥石。

③ 「理解し合えない」のは当たり前

④ 反省は短く、明るく。

⑤ 加害者は、魂を汚す。被害者は、レベルアップの機会を得る。(詐欺に遭って)

⑥ 各自の境遇は、心を磨くために自分が選んだステージ。

⑦ 「幸せ」は、自分の身を置いた場所を肯定できること。

⑧ 感謝の波動は、幸せな運命と響き合う。

⑨ 「すべての行動の結果は神様の思し召し」と喜んで受ける。 

⑩ 「ありがとう」「すまないね」のひと言で心はあたたかく通い合う

⑪ 祖父・渋沢栄一もいっていた、悩みが消え、自然に運が開けてくる魔法の言葉「ありがとう」

⑫ この世に生まれた以上、自分のためだけでなく人のためになることをする、それが幸せ

⑬ 感謝の気持ちを未来の世代へパスしていきましょう

①~⑨『なにがあっても、ありがとう』著:鮫島純子 刊:あさ出版

⑩~⑬『97歳、幸せな超ポジティブ生活』著:鮫島純子 刊:三笠書房

 

97歳の鮫島さんのセミナーを聞いてびっくり一時間半立って話をされ、話も内容もはっきりしっかりでした。セミナーの最後に、長生きの秘訣は「良い姿勢」「散歩」「前向き」と言っていました。あやかりたいですね。真似したいです。