事業承継を成功させる3つのポイント

事業承継を行うためには、事業承継計画の立案、現状の把握、承継の方法・後継者の確定、事業承継計画の作成等、多くの対策が必要です。

しかしながら、時間をかけて承継をしたのに、承継後に失敗するケースもあります。

本ページでは、事業承継を成功させるポイントを「事業承継時」と「事業承継後」にわけて、ご説明いたします。

事業承継した事実を周知する

承継を円滑に行うためには、親族、会社役員・従業員、取引先、金融機関などの関係者へ事業承継の事実を伝え、認知していただくことが重要です。

後継者の存在をアピールし、事業が確実に承継されていることを伝えることで、事業への安心感を持ってもらうとともに、後継者の成長を見守ってもらいましょう。

後継者に自信とやる気をもたせる

後継者にとって、企業経営を交代することは不安でしかありません。

まずは、後継者との間に信頼関係を築き、後継者の声に耳を傾けましょう。

自信とやる気のない経営者のもとでは、企業経営もうまくいかない可能性が高いです。

後継者のやる気や覚悟、そして周囲のサポートが整うところまで、じっくりと承継を行うと失敗するリスクを減らせます。

承継後、後継者の未熟さに耐えかねて会長職から社長に返り咲くという経営者がいますが、それではいつまで経っても事業承継はできません。

承継後は決して出しゃばらない

人生の大半を経営にかけてきた社長にとって、後継者に譲る時には多くの心配があるかと思います。

ついつい口を出してしまうこともあるでしょう。

しかし、これではせっかくやる気を持って新体制に取り組もうとしている後継者はやりづらくて仕方ありません。

「後継者をサポートしたい」という気持ちはあるかもしれませんが、後継者の立場がないですし、自信も失ってしまいます。

承継をしたのであれば後継者を立て、しっかりと見守りましょう。

また、アドバイスを行うことがあれば、後継者と2人だけの時に行うように心がけてください。

事業承継後の過ごし方

承継後に前経営者が出しゃばったために、承継を失敗したケースが多くあります。

出しゃばらないようにしたいところですが、なかなかうまくいかないものです。

では経営者は承継後はどうすればいいのでしょうか?

承継後は、下記3つの過ごし方がお勧めです。

完全に引退する

引退後に、新たなビジネスを始めることもなく、自分の余生を楽しむ場合、受け取り年金額と預貯金などから、ライフプランを立てます。

また、趣味や社会とのかかわりをお勧めします。

中小企業の経営者の場合、一生懸命に働いてきた方が多く、引退してもやることがないという方が多いようです。

実際筆者の祖父も経営者を退き仕事をしなくなり、企業経営という生きがいをなくしたためか、病気を発症しました。

別事業を立ち上げる

長年企業経営に携わっていた経営者が、引退した途端に事業経営への想いがなくなるわけではないと思います。

承継後は、今までとは違う社会貢献、業界貢献、企業貢献となる仕事を見つけ、その事業を立ち上げることで新しい生きがいを見つけることをおすすめします。

会長に就任

事業承継後の過ごし方として最も多いのが、このパターンでしょう。

後継者に能力があったとしても、全てを任せて現社長がリタイアすることは考えものです。

後継者に経験が少ない分、経営者は会長に就任し、サポート役としてバックアップしましょう。

ただ、適切な仕事の役割分担をしっかり決めなければ、後からトラブルになります。

「社長」から「会長」と呼び名が変わっただけでは、進歩も何もありません。

戦後貧しい時代を生き抜き、企業を大きくした経営者とは違い、後継者は弱々しいかもしれません。

しかし、全権を委ねたのならば、会長職として立場をわきまえサポート役に徹しましょう。

事業承継の計画も大切ですが、経営者ご自身の引退までの計画と、リタイアメント後ライフデザインを立て、引退後も「悠々自適」「自分らしい人生」を見つけてください。

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